流星群
 
 
 
 
 
貴方が触れない私なら、無いのと同じだから。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
感じるはずのないことが感じられる。
あるはずのないものが見える。
聞こえるはずのない想いが聞こえる。
 
 
 
 
絡みついた生ぬるい蔦。
それは今は私の大切な精霊。
 
 
でも、それだけ。
 
 
 
 
 
 
ねぇ、心を与えて?
泣く場所を頂戴?
 
精一杯泣けるのなら、
星など見えなくてもいい。
 
 
 
 
 
 
 
 
初めて人の死を感じた。
まだその人は目の前で生きているというのに。
こうして私にぬくもりを伝えているというのに。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
涙が溢れて、言葉にならない。
どうすればいい?
どうしてあげられる?
 
 
見ていることしかできなかった。
役立たずの自分。
こんなにも無力な私。
 
 
抱きしめて欲しいのに・・・。
 
 
 
この能力は、
何処まで私を孤独に・・・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ー・・・・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
呼ぶ声はいつだって、悲しみ変わるだけ。
 
こんなにも醜い私を・・・証明するだけ。
 
 
 
 
 
 
 
 
でも、呼んで。
私の名を、呼んで・・・いつものように・・・・・。