sweet
 
 
 
 
 
「ただいま」
 
重厚なドアを開ける・・・いつものように・・・
しかし返ってくるものがなく、アイオロスは首を傾げた
 
・・・いないのか・・・??
いや・・・でもキッチンから何やら音は聞こえる・・・
 
ゆっくりと室内に足を踏み入れ、上着を脱ぐ
 
・・・??」
 
名前を呼ぶ・・・愛しいものの名を---
 
脱いだ上着を、ソファーの上に置く
そしてまっすぐに伸びた廊下を進んだ
 
程なくして辿り着いたキッチンの前で、アイオロスは少し思案する
脳裏に浮かんだ、意地の悪いことに満足して一度頷いてから、こっそり中を覗き込んだ
そこでは、が難しい顔をして生クリームと格闘をしていた
一生懸命という言葉がぴったりの様子の彼女は、こちらに気付いていない
アイオロスは笑いを堪えつつ、足音を忍ばせ彼女の背後に回り込んだ
---そして---
 
「ただいまvv」
 
そう言うと共に、首筋に口づけを落とす
 
「ひゃっ!!」
 
は盛大に驚き、手に持っていたボール床に落とした
 
「ロス〜〜〜」
 
振り向いて、キッと睨む
 
「何て事するのよ〜〜〜」
「あ・・・すまない・・・
 まさか、こんなに驚くとは思わなくて・・・」
「クリームだらけになっちゃったじゃない・・・」
 
自分の足を見下ろして、彼女は眉を寄せた
 
「それなら大丈夫だよ♪
 俺が綺麗にするから〜♪」
 
言うが早いか、アイオロスは跪くようにしての足についた生クリームを舐めとる
 
「ロス・・・やっ!!」
「ほら・・・綺麗になったろ??」
 
にっこりと微笑んで、真っ赤になった彼女を見上げた
 
「あ!!ここにも付いてるぞ〜!!」
 
そう言うと今度は腕に舌を這わせる
 
「んっ・・・」
「あららら〜・・・こんなトコにも・・・♪」
 
そして頬---
は潤んだ瞳でアイオロスを見つめた
 
「どうしたんだ??そんな顔して??
 ははぁ〜〜〜ん・・・♪
 もしかして・・・したくなったのか??」
「そっ・・・そんな事・・・」
 
恥ずかしそうに頭を振る彼女にアイオロスは言う
至極優しげな声で・・・
 
「俺はしたいよ・・・
 もう、我慢できないっ・・・!!」
 
 
 
エプロンを剥ぎ取り、ブラウスのボタンを外しながら口づけ、舌を絡ませ合う
明るい所を嫌がるを籠絡しながら、彼女の肌を外気に晒した
丸い肩・・・
そして形の良い胸が、与えられる刺激に震えていた
 
「やっ・・・」
 
隠そうとする彼女の腕を押さえて、他の事が考えられないぐらい執拗に愛撫する
絶え間なく上がる甘い声に満足気に笑うと、アイオロスはスカートの中に手を差し入れた
そこは充分すぎる程濡れていて、すぐにでも自分のものを受け入れそうだった
指でナカを斯き回すようにしながら、硬くなっている自分のモノを取り出す
 
・・・」
 
促すように名前を呼んで、アイオロスは彼女を自分の上に跨がせた
そして一気に下から突き上げる
 
細い彼女の腰を掴んで、何度も何度も叩きつけるように---
白濁した欲望を彼女の中に解き放つまで---
 
 
 
アイオロスに抱きしめられながら、は少し拗ねたような声を上げた
 
「ケーキ・・・間に合わないじゃない・・・」
「イブの今日じゃなくても明日でいいじゃないか♪クリスマスは明日なんだし!!」
 
な??とアイオロスが微笑んでみせると、は渋々と頷く
 
「・・・まぁそうだけど・・・」
「じゃぁ納得してくれた所でフロにでも入るか〜♪・・・もちろん一緒にvv」
 
ニコニコと上機嫌で提案する
 
「ロス、えっちだから嫌」
「そんなぁ・・・(TДT)
 じゃぁ、が嫌がる事はしないよ〜・・・
 だからいいでしょ・・・??」
「・・・約束だからね??」
 
恥ずかしそうに俯く彼女を抱え上げて、アイオロスはバスルームへ向かおうとする
 
 
ふと、確認するかのように告げた
 
が嫌がらない、喜ぶようなえっちをすればいいんだよな〜♪
 さぁて、頑張るぞ〜〜〜!!!」
「ちっがぁ〜〜〜〜〜〜う!!!!!」
 
彼の腕の中で、はばたばたと暴れたが、
アイオロスはそれをものともせず、嬉々として目的地に連れて行くのだった・・・
 
 
-----余談-----
クリスマス当日にもケーキは間に合わなかったらしい・・・