行き先は決めていなかったがなんとなく二人で、森の方にきていた。
だが、その沈黙は決して居心地の悪いものではなかった。
しかも、キョロキョロと何かを探すような仕草をしている。
今、匂いがしたので、この辺りのあるのかと思って・・・・。
満面の笑みで答えたを見て、ミロは更にを喜ばせたいと思った。
「こうして歩いているときに、かすかに香るのが好きなんです。
ですから、私のために花を手折るのは辞めて下さい。」
「・・・・・・・が喜んでくれないなら、分かった辞めるよ。」
その行動が、ミロが自分を思ってくれていることをに思い知らせることも知らずに。
私のことを考えてくださっていると思ったら、すごく嬉しくて。」
自分でしておきながら頬を朱に染めるが可愛くて、思わず笑ってしまった。
それから毎日、森に手をつなぎながら歩いていく二人を見ることができるようになったそうです。