今まで辛くて疲れるだけの仕事ですら、シュラ様が喜んでくれるし
アイオロス様に「いつもお疲れ様♪」って声を掛けて頂けるしっ
「えへへっ・・・・・・そう言って頂けると頑張った甲斐が有ります♪」
「あんまり頑張り過ぎると、病気になるぞ!気を付けるんだな。」
いつもこうやってシュラ様は、私の体を気遣ってくれる。
憧れのアイオロス様と、始終一緒に居られるが羨ましくて仕方が無い。
その日は珍しくアイオロス様が早くに教皇宮から降りて来られた。
ゆっくりと深くお辞儀をすると、決まってアイオロス様は慌てて制す。
「!俺にそんな事をしなくて良いって言っているだろう?
全てを包み込むような笑みを浮かべて、優しく解く姿は
「今日はサガとシオン様に仕事を取られて暇になっちゃってね。
休めって言われたんだけど、突然言われても何をしろって感じがしないかい?
あ・・・・にこんな事を聞いても、迷惑だよな。すまない。」
えへへっと笑いながら、私なんかに気を使ってくれる。
そういう笑顔、独り占めしたくなるのは罪なんだろうなぁ。
「いいえ、私なんかに色んなお話をして下さるんですもの。私は嬉しいです♪」
「やっぱりは優しいなぁ・・・なんか『そういう話はにして下さいっ』って
「え・・・・え?!ああ・・・・あははっ。は俺なんかの話を
楽しそうに聞いてくれるって言ったから・・・かな?」
「宮に帰られてから私の話をして下さるなんて、光栄です!」
「よかったぁ・・・に嫌がられたらどうしようって不安だったんだ。」
ついつい仕事をする手を休めたまま、アイオロス様との会話に没頭していた。
「アイオロス、珍しいですねこんな時間に。仕事は良いんですか?」
あくまで丁寧な話し方なのに、少し邪気が含まれてるように感じるのは気のせい?
じっとアイオロス様を見詰めたまま、シュラ様は私の肩に手を掛けた。
「なら早くお休みになられた方が宜しいですよ?お疲れでしょうから。」
吐き捨てるみたいな言い方をしながら、肩を掴むシュラ様の手が力いっぱい
引き寄せられ勢いに任せてシュラ様の胸に寄り掛かってしまう。
「。悪いんだが、ちょっと片付けを手伝って欲しいんだ。良いか?」
これ以上話すのが嫌みたいに、シュラ様は私の手を引いて中へと戻って行った。
その時にアイオロス様の顔は、怒っている様で寂しそうだった。
ベッドに入ったら最後、10数える暇も無く眠りに就いていた。
「・・・・お前は誰にも渡さない。例え尊敬するアイオロスでも・・・・・」
苦しさに薄く開いた唇に、生暖かい物が滑り込む感覚と
肌に触れる少し湿った感触が腹部から胸にゆっくりと辿る。
目の前にはシュラ様のどアップが有って、肌蹴た服の隙間から
ゆっくりと離された唇が首筋に落ち、ちゅっと音を立てて下へと降りていく。
「やっ!!やだぁっ。止めて下さいっ!シュラ様っっ!!!」
「やぁぁぁぁぁっ!!!アイオロス様、助けてぇぇ!!!!!」
恥かしさと恐怖がの体を強張らせ、微かに震えてしまう。
嫌だとその体を振り解こうとしても、男の力に適う筈も無く
少し力を入れれば、の腕など簡単にへし折る事は容易い。
「いつも、そうだ。口を開けばアイオロス、アイオロス・・・・・・
こんなに近くで、こんなにを愛してるのに・・・何故分からない!!」
勢い良く開かれた扉は、最早半壊状態で壁にぶら下がっており
肩で息をするアイオロスの声に、シュラもも身動きを忘れた。
「これ以上、に何かしてみろ!ただでは済まさないぞっ!!」
冷たく光る瞳をアイオロスに向けて、シュラは不機嫌そうに言う。
「が俺を呼んだ。それにが嫌がっているのを感じたからだ。」
普段のニコやかなアイオロスとは思えない、鋭い眼光を携えて
「悪いが、それは出来ない。を渡してくれるなら別だが。」
シュラが体を起こし、アイオロスに対峙しようとした隙を縫って
伸ばされたシュラの手は、を掴む事無く宙を彷徨った。
必死で駆け出したの体をアイオロスは受け止め、腕の中に隠した。
「シュラ。お前の気持ちは分かる。だけどこういう手段は許されるべき事では無い。
「ふっ・・・・・・どうやっても俺に勝ち目は無い、か。悪いが一人にしてくれ。」
「出来れば泊まっていって欲しいんだ・・・あ、いや!勘違いしないでくれよっ!
明日、が休みで今夜から居ないんだ。一人で起きる自信無いからっ」
アイオロスはいつだって、が起きる前にトレーニングに出掛けているのだから。
悩むの横顔を覗き、アイオロスは微かに笑みを浮かべた。
徐にの体を抱き上げ、その勢いに紛れて額にキスを落とした。
嬉しそうに人馬宮に進むアイオロスを見上げながら、は静かに目を閉じた。
その温もりもその安らぎも、少なくとも今は自分だけの物だから。
「起きたのかい?まだ暗い時間だ。もう少し寝てるといい。」
寝呆けているせいなのか、それとも先程の恐怖感が舞い戻って来たのか
軽く触れただけなのに、そこから熱が全身に広がって行き
しっかりとの体を抱き締めたまま、アイオロスは何度もキスを落とす。
「ロスっ・・・・・んっ・・・・・・っ・・・・・・」
息苦しさとその激しさに少し抵抗してみても、アイオロスにキスの雨は止まず
「キスで想いを伝えたかったけど、無理みたいだ・・・何度しても足りない。」
ふとアイオロスの目に、の白い首筋が飛び込んでくる。
指先で触れて見ても、そこに付けられた痕は消える訳が無い。
悲しみと酷い胸の痛みが襲い、アイオロスを苦しめる。
美弥子が答えるよりも早く、アイオロスはの肌に唇と落とし
その痛みの走った場所を見れば、明らかに先程よりも数が多い。
えへっと言わんばかりに頭をボリボリ掻きながら苦笑いする彼に
「アイオロスなら、全身真っ赤になってもいいよ・・・・」
恥かしさを堪えて言うのも、悪くは無いとさえ思ってしまう。
「歯止め出来なくなる様な事、言わないでくれ。無理しそうになる。」
「私は・・・アイオロスの全てを、受け止めるよ。全身全霊を掛けて。」
絡み合う度に聞こえる水音さえ、『愛してる』と囁くようで
白い肌を少しづつ傷付けながらも、浅い快楽を呼び醒ます。
膨らみに達した手は、下着の上から添えられるだけの行為に足らず
強く激しいその扱いに、普段なら痛みを感じてしまうのだろうが
はそれすら、アイオロスの想いの丈を知る術と変わる。
それだけでは深く満たされてしまう反面、貪欲に彼を求めてしまう。
片手で胸を弄られながら、片手で必死に服を脱がそうとする不器用さが
じれったさの中の愛しさが、の手を勝手に動かしてしまう。
背中から手を回し、薄くぴったりしたシャツの裾に手を掛ける。
一気にたくし上げると、アイオロスもそれに乗じて腕を挙げ
女性服の小さなボタンが、太いアイオロスの指にはあまりに小さ過ぎて
愛撫すら忘れる程、必死になる彼を見詰めながらはクスリと
真っ赤な顔をして口元を抑えるアイオロスは、恥かしさに顔を背けた。
「いやっ・・・・何か、色っぽいなぁ・・・って思って。」
こんなに好きで仕方が無くて緊張するのに、何故か心落ち着いてしまう。
二人ベッドの上で座り込みながら、甘いキスを交わした。
一糸纏わず抱き合った体を離し、アイオロスは改めてを見下ろした。
これから自分が汚してしまうかと思うと、背徳感すら感じてしまうが
吸い付く様な肌触りが、指先からジワジワと染み入る。
「ふぅっ・・・・・んっ・・・・・・・っ・・・・・ああっ・・・・・」
もう片方の頂きを指で弄りながら、秘所へと手を伸ばした。
下に降りてく手の感触に、恥かしそうにゆっくりと開かれた太腿が
その瞳から逃れるように触れられた秘所は、既に受け入れられる程に
切なそうに見詰めるの額にキスをして、その両足を抱え上げた。
その熱さと絡み付く感覚に、衝動に任せて動いてしまいたくなる。
シーツを握り締め、出来るだけゆっくりと最奥に行き着くと
ビクビクと震えながら、尚更赤くなった頬に汗を伝わせながら
「んっ。大丈夫・・・・アイオロスが、ナカに居るんだね。嬉しいっ」
「ああ。やっと一つになれた・・・・・俺も嬉しいよ。」
二人はもどかしさの中に有る、充足感に身を委ねていた。
「ふふっ・・・・さっきから心配ばかり。私は大丈夫よ。だって側にロスが居るんだもん。」
小さく答えた後、は自分からアイオロスにキスをした。
それが嬉しかったのか、照れながらも満面の笑みを浮かべて
強く抱き合い密着していた体が、アイオロスによって大きく揺れる。
厭らしい音も、の喘ぎ声も、アイオロスを煽り昂ぶらせて行く。
重ね合った体が、突き上げる度に最奥を激しく犯し想いを強く繋げていく。
一突き一突きに愛が零れ、愛してると心に染み行って来る。
「はあっ・・・・んんんっ・・・・っ・・・・ロスっ・・・・・ああああっ・・・・・」
「っ・・・・・愛してる・・・・・んっ・・・・・・」
その言葉がきっかけになったのか、アイオロスの突き上げが激しくなり
涙の跡を辿るように、アイオロスの舌が頬を這い時折キスが降って来る。
「ロスっ・・・・・っ・・・イイっ・・・・・・駄目っっ・・・・イっちゃうっ!・・・ああっ」
「はあああっ・・・・・・んんんっ・・・・・ロスっ・・・ああっ、あっ、あっ、あっ・・・・」
「ロスぅぅぅっ・・・・ああああ----------」
アイオロスのモノを強く絞り上げるように締め付けたナカに
小刻みに震える華奢な体に、アイオロスは幾つものキスを降らせた。
「ふふっ・・・ロス、まだ足りないんでしょ?私は大丈夫だから
ロスの満足するまで、愛して欲しいの。もっともっとロスに愛されたい・・・・」
元々可愛くて仕方が無いのに、これ以上無い位可愛い事を言われてしまい
「っ/////ずっとずっと、繋がって居られたら良いのにな。」
「いつだって、繋がって居られるでしょ?私達は、二人で一人なんだから。」
「ああ。俺達はいつも一つだ・・・・でも、今夜は眠らせてやれる保証が出来ないんだが?」
「あ、明日に響かない程度にお願いします・・・・・」
「じゃあ、まだまだ大丈夫だよな?明日には20時間以上有るんだから。」
再び二人の夜が終わらない合図の様に・・・・・・・・・・
愛する彼に言われてしまえば、の理性はスポンジよりもヤワになってしまう。