その男は、自分にぶつかってきた少年に向かって大声で怒鳴った。
怒鳴られた方の少年は、恐怖からか今にも泣きだしそうである。
その騒ぎを聞きつけた女性がはなった拳が、その男の後頭部にクリティカルヒットした。
「怖がらせてどうするの。仮にも、最強の聖闘士の一人でしょ。」
と呼ばれた女性は、そんな言葉に耳を貸さず、少年に声をかけた。
「そんなに怒らなくても・・・・・。ちょっとぶつかっただけなんでしょ?」
これがデスマスクやカノンなら意地でも否定するのだろうが、
躊躇することなく答えてしまうあたり
「どうしたら、ご機嫌を直してくれるのかな?ミロたんは。」
本当はもうどうでもいいんだけど、まだかまって欲しいしな。
おいしいのコロッケが食べられるが、やられっぱなしでは癪である。
こうして、本日2度目のクリティカルヒットを食らったミロたんでした。