It’s fine day!!
 
 
 
 
 
今日も雨か。。。最近天気が悪い日が多い。
 
天気が悪いとなんだか調子が出ず、俺は宮に1人でいた。
 
訓練もこんな日はやる気が起きない。
 
ソファに寝転がってうたた寝をしていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
『リア〜〜、いないの?』
 
夢の中で誰かに呼ばれた気がし。。。ん?夢?!
 
!!』
 
『な〜んだ、ここにいたのね。リア。』
 
『俺を探してたのか?』
 
『うん、宮にいると思わなかったから探しまわっちゃった。』
 
がふわっと微笑んだ。
 
それそれ、その顔に弱いんだ。
 
しかも俺を探していたなんて。
 
『こんなとこで寝てたら風邪ひいちゃうよ?』
 
『ん、そうだな。お茶でもいれるよ。』
 
俺はキッチンに立ち紅茶をいれる。
 
 
 
 
 
『リアのいれる紅茶、いつ飲んでもおいしいよ。』
 
またが微笑む。
 
『別に普通の紅茶だよ。』
 
『ううん、リアがいれた紅茶が飲みたかったの。特に今日はね。』
 
が俺の顔を覗き込むようにしていたのであわてて俺は目をそらしてしまった。
 
『何で今日なんだ?』
 
『ほら やっぱり忘れてる。』
 
あ。。。思い出した。今日はホワイトデーだったんだ。
 
俺、何も用意してないし。。。
 
 
 
 
 
はまだ俺のほうを見ていてますますあせった俺は思わずを抱きしめてしまった。
 
自分の腕にすっぽり入るを心から愛しいと思った。
 
『リア。。。嬉しいけど。。。ちょっと痛いよ。』
 
『あ。。。ごめん。』
 
あわてて体を離すとはくすくす笑う。
 
その笑顔につられて俺も笑ってしまった。
 
 
 
 
 
『リア、やっと笑ってくれたね。』
 
俺、笑ってなかったっけ?
 
。。。俺、今日ホワイトデーだってことすっかり忘れてて。。。』
 
もう一度、今度はきつくないようにを包むように抱いた。
 
きっと今、俺の顔は真っ赤になっているだろう。
 
それを見たはまた笑うかもしれない。
 
 
 
 
 
 
 
でも、それはそれでまたいいのかもな。
 
にしか見せない俺がいても。
 
だけが知っていてくれればそれでいい。
 
自己満足といえば自己満足だけど理屈じゃない。
 
こうやって俺達はこれからも過ごしていくんだ。
 
 
 
 
『ねえ リア。』
 
『ん?』
 
『今日は雨だけどとってもいいお天気ね。』
 
『何で?』
 
『リアの笑顔が最高だったから。あと頬の赤さもね。』
 
 
 
やっぱりバレてたか。
 
にはいつも笑っていてほしい。
 
その笑顔を俺が引き出せることができたら最高だ。
 
 
 
 
 
いつの間にか雨は上がっていた。
 
は俺の腕にすっぽり入ったまま眠ってしまった。
 
また新しいを見つけて嬉しくなった。
 
『来年は忘れないよ。』
 
そうつぶやいて俺は窓の外の晴れた空を見た。
 
 
 
 
 
 
 
 
                END