の目はうつろだった。
 
 
 
 
 
オイラが炎に帰ってきたときは、嬉しそうに駆け寄ってきたのに。
そんなが可愛くて、ギュッと抱きしめたんよ。
 
 
 
 
 
想いを込めて。
 
心の中で、強く強く繰り返す言葉。
 
”アイシテル・・・、愛してる。”
 
 
 
 
 
 
 
ただでさえ抱きしめられているのにびっくりしていた
オイラの顔を見て、
オイラから離れようと必死になっていた。
 
 
そこでわかったんよ。
 
に・・・オイラの心の中の言葉が伝わった、って。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「葉・・・あ、あの・・・・・。」
、オイラの中の言葉、伝わったんか?」
「う・・・うん。ごめん。」
「ウェッヘッヘッ・・・やっぱりな。」
 
 
眼を合わせない
瞳が涙で潤んで見えるのは・・・気のせいか・・・。
 
 
 
 
 
 
 
・・・。」
 
の傍によって、頬を両手で包み込んだ。
赤くなって虚ろになる。
 
目を逸らさずに、の瞳の中へ吸い込まれるように・・・
 
 
 
その柔らかい唇を奪う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
に吸い寄せられるように、
愛しいと思うようになったのは・・・一体いつ頃からか。
 
その存在が、オイラの力になる。
その微笑みが、オイラの強さになる。
そのぬくもりが、オイラの・・・オイラの全てになるんよ。
 
 
 
どうしても伝えたくて。
抱きしめたときは、天にも昇る気持ち。
 
この腕の中に愛しいを抱いたときの気持ちよさ。
”優越感”という名の心地よさ、なんかな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・オイラの気持ちを受け取ってくれんか?」
 
 
うつむいて、胸にもたれかかってる。
 
決心を鈍らす要素を、オイラはたくさん持っている。
でも、それ以上に・・・オイラはを愛していける。
 
 
 
 
 
「もし、私が嫌って言ったら・・・葉はどうするの?」
「そうだなぁ・・・まぁ、がいいよって言ってくれるまで、待つんよ。」
「臨終の床で言うかもよ?」
「そんときゃそん時だ。」
 
 
綺麗な瞳にいっぱいの涙を浮かべて、
は嬉しそうに微笑んだ。
 
 
オイラはそれが嬉しくて・・・キュッとまた、抱きしめた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「いっぱい・・・葉の気持ちをいっぱいちょうだい?」
「あぁ。何もかも、にやる。」
 
 
 
 
甘いキスを交わして、お互いを確かめ合った。
 
 
 
 
 
消えることの、ないように・・・・・。